日光市「スマートワークライフ#Nikko」官民共創プロジェクト支援事例

日光の新しい働き方を推進する官民共創の場「スマートワークライフ#Nikko」において、エール・ヴァンクールはプロモーション支援をリード。関係人口の創出と新たな地域ビジネスの創出に貢献しました。

地域活性プロジェクトの分野

プロモーション支援

企業種別

行政・地方自治体

目次

日光市のご紹介

栃木県日光市は、県北西部に位置し、豊かな自然と歴史資源が共存する有数の観光都市です。日光東照宮や中禅寺湖、華厳の滝など、国内外から年間を通して多くの観光客が訪れます。
一方で、人口減少と少子高齢化が進み、とりわけ生産年齢人口の減少と高齢者比率の上昇が、地域の持続性に対する課題となっています。

課題:若者の定住支援と地域経済の活性化

  • 定住促進:若年層の流出を抑え、地域内への定着を促すための新たな働き方や暮らし方の提案が求められていました。
  • 地域経済の活性化:観光資源の強化に加え、都市部企業やワーカーの受け入れ体制の整備によるビジネス創出が必要とされていました。

こうした地域課題に対して、自治体主導による関係機関や民間企業との連携が求められる中、地域活性の実績をもつエール・ヴァンクールにご依頼をいただき、本プロジェクトが発足しました。

日光市「スマートライフ#Nikko」官民共創プロジェクトとは

新型コロナウイルス感染症の拡大により、社会全体で「リモートワーク」という新たな働き方が浸透しつつあります。日光市では、この潮流をチャンスと捉え、地域全体で企業やリモートワーカーを受け入れる体制を構築。関係人口の創出とともに、新たなビジネス創出の基盤づくりを目指しています。

本プロジェクトでは、地域資源を活かしながら、行政と民間、または民間同士の連携によって「日光らしい働き方の実現」に取り組んでいます。
そのコンセプトが『A3からはじまる新しい日光体験~準備不要・手ぶらで楽しめる日常と非日常をA3から~』。

この思想のもと、日光における新しいライフスタイルとワークスタイルの定着を図るため、「スマートワークライフ#Nikko」が官民共創の場として設立されました。

※A3(エーキューブ):
Anytime,Anywhere,Anyone can make fun in Nikko=いつでも、どこでも、誰でも、日光を楽しめる、の意

エール・ヴァンクールが提供した価値

01 自治体連携型プロジェクトを推進する専門チームの組成

地方自治体支援や地域活性の現場経験を持つプロジェクトマネージャーを中心に、Webサイトの設計・構築を担うデザイナー、SNS戦略の企画・運用を担うコンテンツプランナー、現地での動画・静止画撮影を担当するコンテンツクリエーターによりチームを編成。
官民共創に必要な行政視点と民間視点の両立により、構想段階からプロモーション、実行・運用までを一貫してリードしました。

02  WebとSNSを連動させた情報発信基盤の構築

専用Webサイトを立ち上げ、、ワーカー向け情報の集約一元化。日光の魅力、人、働く環境、バラバラに存在していた地域情報を整理・可視化し、信頼性のある発信拠点を構築しました。
さらにInstagramを中心としたSNSプロモーションを戦略的に設計・運用。若年層や都市部ワーカーというターゲットとの継続的な接点を創出。
“Webでのプル型×SNSでのプッシュ型”の統合的な広報戦略を実行しました。

03  「人が人を呼ぶサイクル」を生み出す自走型プラットフォームづくりを実現

イベントの告知やレポート、新たに生まれたプロジェクトの紹介など、関心層が集まり高め合う情報発信の場を設計。将来的には、地域の関係者が自ら発信し、新たな出会いや協働が生まれる共創プラットフォームとしての発展を目指しています。デジタル施策によって「人が人を呼ぶ」サイクルを生み出し、地域に根づく継続的な価値創出を支援しました。

エール・ヴァンクールでは、行政・自治体と連携したプロジェクト推進、プロモーション施策の設計、地域資源の編集・可視化を通じて、持続可能な地域活性化を支援しています。
「人が集まる地域をつくりたい」「関係人口を増やしたい」そんな思いをお持ちの自治体・団体様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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